入院中のできごとには、他にもいくつか驚くことがございました。

例えば、食事です。

メニュウはふつうで、おそらく一般の入院患者さまと変わらないように思われました。


ただ、食器が違うのです。

お茶碗やお皿ではなく、コンビニのお弁当のようなプラスチック容器に乗せられてくるのだそうです。

もちろん一般の患者さまの食器類だって、毎回キチンと洗浄消毒されているに決まっていますよね。

が、コロナ患者の場合は、ここでも「完全使い捨て」なのですね。

味噌汁やお茶などの熱い飲みものも、やはりコンビニでホットドリンクやおでんを入れてくれるような使い捨てカップだったと聞いております。


とはいえ、主食に選択肢があったりと、決してわびしい食事ではなかったそうです。

おかゆと白米とお素麺と、好きなものを選べる日もあったそうでございます。

病院でお素麺を頂けたりするのですね。

特殊病棟に隔離状態でいながらも、そんなふうに盛夏の風情を感じていたようでございます。


そのお心遣いには助けられました。

病院の皆さま、本当にありがとうございました。


扇長薬局



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